【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第2章 Liquor and…【白布賢二郎】
「帰りますよ、先輩」
白布に腕を引かれ外に出た時の寒さに私の酔いは少しずつ冷めていく。
「んじゃ、俺らはこっちだから。帰るぞ、若利」
「あぁ」
瀬見と牛島が駅の方へ向かって行く。
「あ、待ってくださいよ先輩!」
慌てて五色がついて行った。
「俺ら終電終わったからタクシーで帰るわ」
と言う山形に賛成する天童達。
「白布、一緒に帰ったら?名前ちゃん相当酔ってるみたいだし。方向一緒だよね?」
天童が白布に提案した。
「だそうですが、それでいいですか?先輩」
「え?うんっ」
寒さで気持ち悪くなってきて早く帰りたかった彼女は、とりあえず肯定しておいた。