【ハイキュー!!】Aphrodisiac*r18短編集
第2章 Liquor and…【白布賢二郎】
天童から「バレー部で集まろう」と連絡を貰って久しぶりに懐かしいメンバーと再会した。
それまでは良かったんだけど、いま物凄く頭が痛い。
「あれ、名前ちゃん大丈夫~?」
「お前が飲ませすぎたんでしょうが、天童」
別に満更でもなさそうな表情の天童に説教口調の大平。
いいんだ、もう……
もっと飲みなよ〜♪
って言われて飲みまくった私の責任だから……
つまり、自己責任。
「ごめん、ちょっと水。あと今すぐ寝たい」
だらしなく畳に寝そべる名字にそんな所で寝んなよーと声を掛ける瀬見。
飲み始めてもう2時間くらい経った彼等は
ヒートアップしていくが、一人冷静な男がいた。
「どうぞ」
寝そべる名字に水が入ったグラスを渡す。
「あ、ありがとー白布!!」
「いえ、程々にして下さいね」
「はーい」
私は少し冷静になった気がしてたんだけど、
そこから帰りのタクシーに乗るまで殆ど記憶がなかった。