第3章 ｼﾞｪｼｶ

2年前ー・・












『そんな、リカの顔は見てられないんだ！！なぁ・・頼むから・・俺から離れないでくれ・・っ』
















確か・・この時も・・










『頼むから・・・そんな顔をしないでくれ・・っ』














『リカには笑っててほしいの・・』















あたしは決めたんだっけ・・2度と心配かけないって・・













あれ・・誰だ・・















『リカ・・好きだよ・・』












・・・ぇ・・待って・・っ
















『・・・・この地球上の誰よりも・・』















ｻﾞｰ・・・







ｻﾞｰ・・













「・・・新・・・」









「あら・・・た・・？」








！！！！






駄目だ、今は赤司君だ・・っ










「ありがとう・・きーちゃん・・あたし、頑張るよ・・」











「・・・・っはいっす・・ﾆｺｯ」













あたしは、走り出した・・







赤司君に振られてもいい。








精一杯伝えるんだ・・っ