• テキストサイズ

片恋 《気象系BL》

第11章 One Step


<おまけのナイショ噺>

夕べは結局疲れきった翔くんを帰すわけにはいかず、家に泊めた。今日は5人での雑誌の取材があり控え室で翔くんとテーブルを挟んで向かい合わせに座った。

いつものように新聞を読む翔くん。

櫻「…あの、智くん…」

大「なに?」

櫻「そんなにじっと見られたら新聞読みづらいんだけど…」

大「ん?あ~、気にしなくていいよ?俺が見ていたいだけだから」

櫻「いや、そう言われても視線感じるし…」

ガチャ

二「おはようございます」

櫻「あ、おはよう、ニノ」

大「はよ」

俺と翔くんを交互にじっと見るニノ。

大「どうした?」

二「ほうほう…岡田くんの作戦は上手くいったみたいですね」

大「え、なに、お前知ってたの?」

二「ええ、岡田くんにおふたりのスケジュール教えてくれって頼まれましたし…」

大「マジか…」

二「でも良かったですね?これで岡田くんもスッキリしたでしょうし…」

大「まぁな…夕べの内にメール入れたらこれで吹っ切れるって返事来た」

二「そうですか…」

トントン、ガチャッ!

岡「おっはよ~!バ~ンビッ」
/ 592ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp