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片恋 《気象系BL》

第7章 turth


櫻「なに言ってるの…」

頬をピンクに染める翔くん。

もう、ほんとに可愛いんだから。

堪らず顎に手をかけ翔くんの唇を奪った。

櫻「…んっ、」

深く口づけ翔くんの舌を絡めとる。

静かな楽屋に響くふたりのキスの音と翔くんの喘ぎ声…
 
櫻「んんっ、ふっ…」

ガチャッ、と楽屋のドアが開き、翔くんの唇から慌てて離れる。

二「おじさんたちいい加減にしてくださいよ?
毎回毎回潤くんが楽屋に入れなくて困ってるじゃないですか!」

不機嫌なニノとその後ろに気まずそうに立っている松潤、更に後でニヤニヤしてる相葉ちゃん。

櫻「…ごめん、松潤」

頬を紅く染める翔くん。

二「どうせ、大野さんが無理矢理したんでしょ?」

大「なんでわかるんだよ?」

二「そんなの考えるまでもないでしょ?
翔さんが自分から楽屋でキスをねだるなんてしないでしょうよ」

大「まぁ、そうだけど
でもあの顔みたら誘ってる?って勘違いすらるから」

二「ほぉ~、そうなんですか?って、大野さん、その前にあなた夕べ翔さんに無理させたでしょ?」

翔くんを見てニノが俺に問い詰める。

大「なんでだよ…」

二「はぁ、翔さん見ればわかります
こんな色気放出した姿見れば誰だって気が付きますよ」

相「大ちゃん、まだそんな時間経ってないから手加減できないよねぇ」

やっぱり相葉ちゃんはわかってくれるんだ。

二「相葉さんは黙っててください」

相「はぁい」

悪びれた様子もなく相葉ちゃんは俺にウィンクをする。

相変わらずできてないけど。
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