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片恋 《気象系BL》

第7章 turth


松潤が認めてくれてよかった。

でも、寂しい思いさせちゃってたか…

「隠してた訳じゃないんだよ?
翔くんにちゃんと好きだって伝えたの今日だし
付き合うことになったのも今日だから」

「はっ⁉」

さっきまでの雰囲気から一転…

「あんた、気持ち伝えてないのにこの前翔くんにキスしようとしたの?」

呆れたように聞かれた。

「潤くん、キスしようとしたんじゃなくて、このおじさん翔さんにキスしちゃったんです」

「はぁ~?」

ニノの報告に更に呆れたように目を見開いた。

「まぁ、いいじゃん!
したくなっちゃったんだもんね?大ちゃん!」

やっぱり相葉ちゃんはわかってくれるよね。

「いやいや、あり得ねぇだろ
翔くんよく許したな?」

「えっ?あっ、うん」

急に話を振られて顔が紅くなっちゃう翔くん。

ほんとに可愛いんだから~。

「好きな人からされれば許せるでしょ
むしろ遅いくらいですもんね?」

ニノに追い討ちをかけられ俯いちゃったよ。

「もう、いいだろ?
そろそろメイク行かないと時間だよ」

何も言えなくなっちゃった翔くんの為に話を打ち切った。

それにこれ以上可愛い翔くんをみんなに見せたくないし。

可愛い翔くんは俺だけが見られればいいの!

でも、もうちょっと見たいなぁ。

帰り翔くん誘ってご飯でも行こうかな~。
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