第6章 君のために僕がいる
大「我慢?」
二「ええ、翔さん相当我慢してたでしょ?
毎晩一緒に寝てるのに何もしてくれないんですもんね?
そりゃ欲求不満で色気も駄々漏れしますって」
大「えっ?そうだったの?翔くん」
俺は思わず翔くんに聞いてしまった。
翔くんは顔を赤くして俯いている。
相「おはよー!」
松「はよ~」
二「おはようございます
吉報ですよ。翔さんやっと食べて貰えたんですって」
大「だから言い方!」
松「マジでー!いや~良かった」
相「おめでとう!」
松「リーダーモタモタしてっからさぁ
ほんと翔くん可哀想だったよなぁ?」
二「ほんとにこんな鈍感なおじさんのこと選ぶなんて気の毒で見ていられませんでしたよ」
相「でも良かったよぉ。翔ちゃんが幸せになってくれて」
まぁ、わかっていたけどみんな翔くんの味方だよな。
言われてることもごもっともな意見だし。
大「みんなごめん、心配かけてたみたいだな?」
二「あなたの心配じゃなく翔さんのですけどね?」
松「わかってると思うけど翔くん不幸にしたらただじゃおかねぇからな?」
相「翔ちゃん、大ちゃんに泣かされたら俺たちに言ってね?
俺たちで制裁加えるから」
櫻「みんななんでそこまで…」
二「私たちみんな翔さんのこと大好きだからですよ?」
松「そうそう。だからこれから翔くんを独り占めするリーダーは翔くんを幸せにする責任があんの」
櫻「みんな、ありがとう」
翔くんがみんなに微笑んだ。
二「翔さん、その顔あまり外で見せないでくださいね?
じゃないとこういう目に合いますよ?」
そう言ってニノは翔くんの頬にキスをした。
大「なにやってんだよ!」
二「今後気をつけてくださいってアドバイスをしたんです」
松「ニノ、ずり~!俺も!」
相「じゃあ、俺も俺も!」
そう言ってふたりは翔くんの両頬にキスをした。
大「お前らいい加減にしろっ!」
翔くんは顔を赤くして笑ってる。
だから、その顔が駄目なんだって!
これから先もずっと俺の気が休まることはないんだろうな…
おわり