第5章 Don't you get it!
「おはよ~」
「おっはよー!」
「おはよう!」
残りの3人が続々やってきた。
「おはようございます」
「おはよ~」
「潤くん、明後日翔さんも行けることになったので」
「あ、ほんと?よかった」
「よろしくね、松潤
智くんも行くんでしよ?」
「温泉?行くよ~」
「でも珍しいね?智くんがプライベートでみんなと出掛けるって」
「ん、魚が旨いのがウリの旅館なんだって」
「へ~、そうなんだ、楽しみ~!
あ、相葉くんは行けないの?」
「残念!俺仕事入ってる」
「そうかぁ、ごめんね?俺たちだけ…」
翔さんが申し訳なさそうな顔をするけど、実はこれも作戦の内。
相葉さんが休みだと翔さん絶対誘うと思ったから。
だから相葉さんにも作戦内容は伝えてある。
「いいよ~、翔ちゃんいつも忙しいんだからゆっくり休んできて?」
「ありがと!お土産買ってくるね?」
「楽しみにしてる!」
「俺、車出すから
ふたりとも迎え行くね?」
「なんか全部お任せでいいの?」
「大丈夫!気にしないで
ふたりは楽しんでくれればいいから」
「いい旦那貰ったなぁ、ニノ」
大野さんがからかうからちょっと照れるけど
「そうですよ、世界一の旦那様ですから」
潤くんの腕に腕を絡めて潤くんを見つめて微笑んだ。
今からラブラブアピールしないとね?