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片恋 《気象系BL》

第4章 Be with you


「ほんとに翔くん今までよく無事だったね?」
 
「無事?」
 
「他のヤツに手出されなかったってこと」

「だからそんな物好きいないってば」

ふふって笑うけどその笑顔にやられちゃうんだってば!

もう無理!

翔くんの後頭部を抑えキスをした。

角度を変えては何度も翔くんの唇を味わう。

薄く開いたら唇から舌を入れ翔くんの舌を絡めとる…

「んん…っ!」

翔くんから色っぽい声が漏れた…

その声に煽られ更に深いキスを繰り返す…

少し唇を離すと艶目かしい表情と声。

「はぁ…んっ」

可愛いとは思ったけど翔くんってこんなに色っぽかったの?

また新たな一面を発見したのはいいんだけど、ヤバイ止まれない‼

再び唇を塞ぎソファーに押し倒した。

唇から瞼へ瞼から耳たぶへキスを落としてく…

「……智くん」

翔くんに呼ばれ体を起こすと潤んだ瞳で上目使いで俺を見ている。

その目は駄目だって!

呼び掛けに返事をせずに今度は首筋にキスをした…

「ひゃっ!」

今まで聞いたことのない可愛い声が聞こえる。

次の新しい翔くんが見たくて手をシャツの中に入れて素肌をそっと撫でる…

「はぁっん!」

ビクッと体を跳ねさせた。

「あっ!待って!智くん…」

既に蕩けた表情で俺を止めるけど逆効果だよ…

「ごめんね?翔くん、もう止まれないから
煽ったのは翔くんだよ…」

翔くんの体を撫でながら深いキスを繰り返すと甘い吐息が絶え間なく漏れる…

翔くんの腕が俺の首に巻きつき引き寄せられた…

今夜は翔くんの全部見せて貰うよ…

fin


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