第4章 Be with you
「俺さ、一人の仕事増えたでしょ?
それまではニノが家に遊びに来たりしてたの
でも忙しくなっちゃって全然プライベートで会わなくなっちゃったんだよね…」
「まぁ、相葉ちゃんの忙しさ尋常じゃなかったよな…」
「体も心も疲れたときに急にニノに会いたくなっちゃって仕事終わりに電話したんだよね
そしたら今からでもいいから家に来てって」
相葉ちゃんはニノの寝顔を見ながら話続けた。
「俺が疲れてんのわかってたんだろうね…
飯の用意から風呂の用意までして待っててくれて今日は泊まっていけって
疲れが一気にすっ飛ぶ感じだった
それからちょいちょいニノの家に行くようになって
ニノに会えることが嬉しくなってきたんだ…」
優しく微笑む相葉ちゃんは幸せそうだ。
「で、俺ニノのこと好きなんだなぁって気がついた
でもさ、男同士だからしばらくニノに言えなくて…
ニノが今日みたいに酔いつぶれた日があったの
ベッドに運んで寝かせてやったらさ俺の洋服掴んで寝ぼけ眼で
『いつまで待たせるんですか?』って言ってそのまま寝ちゃったんだよね
あぁ、ニノも同じ気持ちでいてくれてるんだってわかって
朝起きて速攻で告白した…
ニノ超泣いちゃってさ
その姿見たらビビってないで早く気持ち伝えればよかったって後悔したよ」