第4章 Be with you
「それにしても週3なんていいですねぇ」
ニノが羨ましそうに言うから
「いつも誘ってんだからニノも来ればいいじゃん!」
「なんで私があなたたちとそんなしょっちゅう飲まなきゃいけないんですか?」
「だって寂しいんだろ?」
「智くん、ニノは俺たちじゃ駄目なんだって」
翔くんが可笑しそうに笑った。
「俺たちじゃ駄目なら誰ならいいんだよ?」
「誰だっていいでしょ!
翔さんうるさいです!」
ニノが顔を赤くして言った。
「は~い」
翔くんはまだ笑ってる。
しばらく飲んでたらニノが相葉ちゃんに寄りかかってるから顔を覗き込んだ。
「あれ?ニノ寝ちゃった?」
「あ、ほんとだ
ニノ疲れてた?」
「あ~、昨日遅くなっちゃったから…」
相葉くんがそっとニノを膝の上に寝かせた。
「え、昨日ってニノそんな大変な仕事だったの?」
「あっ、いやっ、仕事はそうでも…」
焦って答える相葉くん。
「ふふっ、仲いいねぇ」
翔くんが微笑んで言うと相葉くんの顔が赤くなった。
なんで?
「なに?昨日ニノと相葉ちゃん一緒にいたの?」
「…うん」
さっきから相葉ちゃんが答えに詰まってる。
何かあるのかな?
「相葉くん、智くんには言っといた方がいいんじゃないの?
その方が安心だよ?」
やっぱり何かあるんだ。