第2章 登場と同情
「……んッ?」
ここって、森?でも、潮の匂いがする。
しかも、何か聞こえる……
──ギャァァァ…
「何?このいかにも、怪獣です。みたいな声は…」
とりあえず、瞬歩で向かうしかないか…
──ザッ!!
───
崖の上に来ると、建物を壊してる怪獣がいるんだけど!?
「しかも、何か住んでる人達喜んでるし…いったい、何なの?」
あのじぃさん、本当に知識くれたの!?
「とりあえず、あれを何とかしないとね」
この世界でも、鬼道が使えるといいんだけど…
「破道の四 白雷」
──バチッ!!
ギャァァァ…
「…はれ?ヤバッ!!」
ヤバい、目が合っちゃったよ。
あれくらいじゃ、死なないか
それなら…
「破道の六十三 雷吼炮」