第10章 能力と目覚め
シンドバット視点
俺は驚きのあまり、ガタンッと椅子の音を起て立ち上がった。
シン『何だとッ!?二人が、嵐の海に落ちた!?』
衛兵『はい。ジャーファル様が落ちたところをあの女性が追いかけて飛び込んだと』
二人が落ちて、次の朝にピスティが知らせにきた。
あの日は嵐で、ひどい荒れようだった。そのため、すぐに知らせにこれなかったらしい。
シン『すぐに、捜索隊を出せ!!スパルトスとドラコーンの二人に任せる!!』
二人が…海に…
顔が青くなるのがわかった。
一体、なにがあったんだ…