• テキストサイズ

《マギ×BLEACH》人魚の悲劇

第5章 監視とうわ言


───


謝肉祭も終わり、その日の夜はジャーファルさんといることになった。


「今日って、徹夜なの?」

『そうですが、何か?』


この人、見た目は十四郎に似てるけど中身はイヅルみたい。
イヅルもギンを追いかけて、死にそうになってるもんなぁ…
ジャーファルさんは、そんなことなさそうだけどね。


「寝ていいの?」

『私の仕事は、監視です』


つまり、この執務室のソファで寝ろってことね。


「ふ~ん、それじゃお言葉に甘えてお休みなさい」



───



"大人しく待っとき…"



「………んッ」



"どないして…きた!!"

"紫水ッ!!"

"お前だけや…"



「ッ……ゃッ……」



"俺は、どこにも行かへん"



「ゃだ……」



『紫水?』



"泣くな…"



「………ッ……ダメ……」



『どうしました?』



「……ぃで……」



『?』



「…一人に……しなぃで……」



ジャ『ッ!!』
/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp