第5章 すれ違いバースデー
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「っま…ってぇ…」
「待てない。」
焦らすように身体を撫で上げ、舐め回す。
ケーキがあるんだからと生クリームプレイと称して突起に生クリームを乗せて舐める、なんてこともしたし、自分のモノに乗せて舐めさせる、なんてこともした。
僕との行為で変態プレイに慣れてしまったらしく、何なりとこなしてしまう梢。
僕好みになってくれるのはいいけれど、でも何か物足りない。
自らの手で目一杯開脚させた足の間に乗せた生クリームを一通り舐め尽くし、唇を離す。
とろとろと粘液を垂れ流す秘部はひくりひくりと痙攣するかのように震え、早く欲しいと強請る。
さて、今日はどうしようか。
正常位、後背位、騎乗位はやり尽くした。
少し考え、ふと閃く。
ちょっと体力使うけど…
まあ、大丈夫でしょ。
手早く避妊具を付け、梢の名前を呼び身体をぐいと起こすと、僕はそのままキッチンと部屋の境界、キッチンカウンターの前に連れて行き、そのまま後ろから秘部に突き刺した。
「っ!つきしまくんっ!なにっ?」
「何って、たまにはいいんじゃない?黙って僕に犯されなよ。」
誕生日なんだし、と付け足せば困ったような、でも期待するように振り向く顔。
腰を掴みナカを抉るように深く穿てば、背を反らし甘い声であんあん鳴いた。
「そんなにイイんだ、これっ。」
「おくっ!くるしいっ!あんっ!」
限界が近いのか中の締め付けもキツくなる。
僕はそのまま快感を貪るように腰を振る。
「けいっ!けいっ!イくっ…イきたいっ!」
「ん、いいよっ。僕も…」
膣の奥、子宮の入り口に向かって腰を打ち付ければ、先ほどよりも背を反らし、声も無く身体をぶるりと震わせる梢。
それと同時にナカも精液を搾り取るようにキツく締めるから、僕も耐えられず精液を薄い膜の中に放出した。
ナカで出しているのがわかるのか、梢は身体をひくん、ひくんと震わせ、そして力つきるようにくたりと身体を崩した。
にゅぷん、と音を立てながら膣から肉棒を抜き出せば、膜の中も外も白く濁った粘液で汚れていた。