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HQ商社、営業日誌。
第4章 ep Satori Teodo forValentine
ざわざわと街が騒めく。
今日は2月14日。
世間ではチョコを贈る日らしいけれど…
こういう雰囲気、嫌い。
正直言って手を繋ぐ男女が邪魔でしかない。
はあ…
ため息を吐くと俺はポケットに入れていたスマホを取り出しある番号に電話をかけた。
「あ、今からダイジョーブ?そ。いつも通り、ちゃんとしてくるんだよー。場所は…改札前。じゃ、後で。」
電話を切り、歩き出す。
駅に向かって。
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