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HQ商社、営業日誌。
第1章 『月が満ちる頃。』
高校に入学したした時には僕の身長は人より頭1つ…いや、2つ分は抜きん出ていた。
後はこの容姿、明るい地毛。
女子はこういうのが好きらしい。
ひっきりなしに呼び出され、告白。
僕はアンタの名前も顔も知らないんだけど…
まあ、片っ端から断ってた。
だけどある日…
「セフレ…でもいいからっ…!」
その言葉に、僕は嗚呼…と思った。
利用してやればいいのか。
僕がいいと思う利用の仕方に。
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