• テキストサイズ

わたしの罪

第7章 後悔と期待



「さ、薬飲まないと」

静かなのが嫌で、声に出して言ってみたけど…
すぐ静かになってもっと切なくなる。

「はぁ…バンのバカー!帰ってこーいっ……ゴホッゴホッ」

大声を出すと、思わずむせてしまった。
はぁ、、。今日は寝てようかな。


─────コンコン


あれ?誰だろ?
珍しくドアを叩く音がした。
メリオダス以外、うちに来ることなんてない。
ってことは、メリオダス??
忘れ物でもしたのかな?

それでも、戻ってきてくれたのが素直に嬉しかった。

「まったく、メリオダスってば~。忘れ物するなんて、おっちょこちょ…い…」

…違った。
ドアの向こう側に立っていたのは、メリオダスじゃなかった。上から下まで黒色のものを纏った人が2人立っていた。

「あの…どちら様です…か?」

カタカタと身体が震える。
恐怖心と不安感が私を襲う。


/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp