• テキストサイズ

わたしの罪

第5章 混乱する気持ち ◎



「とりあえず、ここじゃ一目あるから中に入れてくれ!な?」

「う、うん…グスッ」

私はベッドに腰掛け、メリオダスは近くにあった椅子に座る。

「あ、あの…なんで……ウチが?」

「このペンダントに住所書いてあった!そんなことより」

「ん?」

メリオダスは、私の唇に人差し指を立てる。

「ダメだろ?確認もしないでドアを開けたら!悪いやつだったらどーすんだ!」

「あ、はい…」

「それに、この間は勝手に帰っちまうし…それから1週間来ねーし」

少し拗ねているように見えたのは、気のせいだろうか。

「ごめんなさい…」

「ったく…。体調悪いんだろ?大丈夫なのか?」

「大丈夫大丈夫!もう、元気だよ~…コホッ…コホッコホッ」

「ほら、大丈夫じゃないだろ。寝てろ」

メリオダスは、私を布団に入れる。

「すいません…」

「でも、そうか…、体調崩したならもうあの丘来れないのか」

「あ、うん…」

…ってことは、今日でお別れなのかな……。
やだなぁ…もっと、いろんなこと話したい。

/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp