第2章 助けてくれた彼
この後帰るだけだった私は、騎士さんのサボりに付き合うことにした。
「ありがとな!俺はメリオダスってんだ」
「メリオダスさん、、私は、っていいます」
「よろしくな!!」
にししっと笑っているメリオダスさん。
私にも、友達ができました。勝手に友達にしちゃったけど…。
「は、一人で散歩してたのか?」
「あ、はい。久しぶりに」
「そうだったのか!んー、。敬語はなんだか遠い感じがする」
「え?」
「今から敬語禁止な!名前もメリオダス」
いきなりそんなこと言われても、、
友達と話したのなんて幼い頃だし……
「でも…」
「友達なら当たり前だろ?」
友達…そう思ってくれてるんだ…
「ありがとう、メリオダス…」
私は、微笑み泣きながらメリオダスに告げた。