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城宮家と兄妹
第2章 ‐1‐
「朝から賑やかだね~」
「あ、おはよう」
彼は三男のみちるくん。
1つ年上の高校2年生。
「賑やかなのは詩乃だけだよ」
「剣志~、お前も賑やかだろう~」
みちるくんはいつもテンション高い。
なんていうか、たまにウザくなる存在?
「うるせ、さっさと食って消えろ。」
「口悪いなあ」
私の隣に座るみちるくん。
「てめ、なんで詩乃の隣なんだよ」
「いいじゃーん♪」
「諄季に殴られるぞ」
諄季<アツキ>とは私のお兄ちゃんだ。
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