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城宮家と兄妹
第5章 ‐4‐
公園に着き、
手分けして探すことになった。
遊具らへんを探してもいない
あとは、
「お、兄ちゃん!!!」
見つけた。
やっぱり、"あの"場所。
「し、の....っ」
「1人じゃ、寂しかったでしょ
剣くんにいま連絡するから」
パシッ
携帯を取り出そうとすると、
お兄ちゃんが私の腕を掴み止めた
「....いいんだ」
すごく悲しげな目で、
そっと私を見つめた
まるで、あの時のような。
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