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城宮家と兄妹
第5章 ‐4‐
そして唯一、行きそうな所があった。
お母さん達とよく通い、
そして殺された公園
「公園にいるかもしれない」
「この近くか?」
「ううん、徒歩だと結構かかる....」
どうしようかと悩んでると、
剣くんが私の腕を引っ張った。
そしてヘルメットを放り投げると
近くにとめていたバイクにまたがった。
「こ、れ....」
カッコイイけどごついバイク。
「乗れよ、行くだろ?」
「うん!」
早く見つけてあげるから。
絶対に、一人になんかさせたりしないから
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