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城宮家と兄妹

第4章 ‐3‐



「たっだいまあ!」

大声で帰りを告げてドカドカとリビングへ足音を鳴らしながら行くみちるくん。

「みちるくん、剣くんに....」

言い終える前にみちるくんが剣くんに殴られる音が響いた。
思わず目をギュッと閉じた。

「おー、詩乃おかえり」

バキバキと指を鳴らす剣くん。
....こ、こわい。

「只今帰りました」

「みちるをボコってやったからな♪」

「そ、そうでございますですか」

変な敬語になってしまう。
ま、まあいいや。

みちるくんがボコボコにされるのいつものことだし....

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