• テキストサイズ

城宮家と兄妹

第2章 ‐1‐



「苦労してるのはこっちだぜ」

やれやれとため息を吐く徹平くん。
怜奈は変わらずクスクスわらってる。

「え、なんでよ」

「城宮の馬鹿に付き合ってやってるんだよ~」

誰が馬鹿だよ、失礼だな。
徹平くんはいつも私をバカにする。

すると愛澄ちゃんが肩をトントンと叩いてきた。

「しーちゃん、あのひと...」

「副担任の先生だよ、新しく来たんだって」

女子に囲まれてる先生。

愛澄ちゃんには見覚えのある人らしく、考え込んでいる。

「どっかで聞いたことあるんだよなあ」

「気のせいだよ、たぶん。」
/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp