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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第11章 もう1度振り向いて


結城side

あー、最近ヤってねぇからストレスが……
運動会の練習もきついし……
帰ると俊は爆睡してるし……
癒しをくれー

「兄ちゃん♡」

「うぇぇぇ……」

「なっ!ひっでぇなおい!」

和也が目の前に上目遣いで現れた。
本当に吐きそう……

「……結城さ……焼けたな。」

「え……嘘……」

「ほんと……元が白いから目立つだけか。」

「ちょっと冷やしてくる。」

「いや、もう遅いだろ……」

まぁ、本番まであと1週間もねぇし。

「作戦は?俺前でいいのか?」

「あぁ。そっちが安定感あるし。お前の方が遠慮しなくて済む。」

「……殺す気か?」

「は?じゃねぇと負けんだろ?」

「……おぉ……覚悟しとく。」

あと1週間か……
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