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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第11章 もう1度振り向いて


結城side

「俊ー!」

「?」

「あのさ、運動会見に来てくんない?」

「え!行きたい!」

「よっしゃ!」

意外と普通。
昨日のはなんだったんだ?

「あとさ……昨日の話……」

「あーうん。」

「本気?」

「え?うん。」

真顔で迷いのない返事。
本気か……

「けど、何で急に?」

俊はソファに座り俺に横に座るように隣を片手でトントンと軽く叩く。
それに従い隣に座る。

「兄弟でさ、おかしいと思うんだ。こういう事って。だから__ 」

俺は思い切ってキスをした。

「っ!だから!こういう事!駄目だって!」

「……おかしいか?好きだから別にいいと思うけど?」

だってそうだろ。
好きなもんは仕方ねぇ。

「……ごめん、僕宿題あるから。」

そう言って部屋に入っていった。
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