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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第7章 サプライズ?!


俊side

食事を終え、食器を片付けていると「主役はしなくていいよ」と和也さんが変わってくれた。

「俊〜」

兄ちゃんがソファに寝転がって僕を呼んでいた。
食べすぎてお腹が痛いとか……

「俊くん、行ってあげて(笑)アイツ相当寂しがってたし(笑)」

「ありがとうございます(笑)」

僕は兄ちゃんの方へ歩いていく。

グイッ!

「ひゃう!」

急に引っ張られて兄ちゃんの上に倒れてしまう。
そのまま抱きしめられた。

「あー……落ち着くー……」

「ちょっと!和也さんいるから!////」

「いいのいいの、気にしなくて。」

僕は抱きしめられた状態で動けずにいた。

しばらくして洗い物を終えた和也さんが戻ってきた。

「あのさぁ……俺いるんだけど……」

「ほらぁ!兄ちゃん!」

「和也には関係ねぇだろ!」

「いや、せめて人目気にしろよな……(汗)」

携帯がなり、和也さんが携帯を取り出し覗く。

「げっ……マジかよ……」

「ん?どうした?」

「急遽バイト入ってくれだって。はぁ……」

和也さんは帰る準備をしていた。
なんか寂しくなっちゃうな……

「あ、そうだ、俊くんこれ!プレゼント!」

「え!?いいんですか?!」

「うん、じゃ行くな!」

「いってらー」「いってらっしゃい!」

和也さんも大変だなぁ。
あ、プレゼント何かな?
貰った小袋を開けると中にはミサンガが入っていた。
青系で編み込まれている。
手作りかな?
あれ、まだ何か入ってる。
取り出して見ると、2枚の割引券。
ってここのパフェ超有名な所!
1度行ってみたかったんだよな……けど、高くてなかなか……でもそこの割引券……
嬉しい!

「ねぇ、俊……」

「何?」

「俺からもプレゼントあるんだけど……来て……」

「本当に!?」

僕は兄ちゃんの方に走った。
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