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僕だけが知っているお兄ちゃん 【R18】

第16章 おまけ2!


俊side

久しぶりのエッチ……
気持ちよかった……
2人とも裸で一緒の布団に入ってる。

「なー、覚えてる?」

「なにが?」

「俺と俊君が初めて出会った日。」

あー……あれ?いつだっけ?

「……ほら、結城がさ足怪我して入院したとき。変わりに家に行く事になって……」

「あ!僕、確かあの時和也さんの足ドアで挟んだんだ!」

「そーそー!でさ、結城の親友だって言ったら焦って土下座までしてさ……懐かしいなぁ。良く考えたら結城が入院してなかったら今頃こんな事してなかっただろうな。懐かしい。」

そうだ!あれ初めて出会ったんだ!
まさか、こんな事になるなんて思ってもなかった。

「あの時の俊君可愛かったなぁ。」

「むっ!なにそれ!どういうこと?!」

「そんなに切れんなよ(笑)今でも十分可愛いです。と言うか色気が増してもっと良くなった(笑)」

「うわ、変態……」

「もうそんなに引かないでよ……ねぇ、機嫌戻してよぉ!」

和也さんが抱きしめてくる。
もう……何か子供みたい!

仕方なく頭を撫でる。

子供……子供かぁ……
そう言えば近所の新婚さん……僕達と同じ同性婚だった……
でも子供がいたんだよね……
たぶん、孤児院から授かったんだろうな……

「いいなぁ……はっ!」

つい本音が!

「……なにが?」

「いや、えっと……」

僕達じゃ厳しいよ……僕働いてないし。
それなのに子供欲しいとか……流石に言えない……

「何でもないです……」

「……うそつけ。何かあるんでしょ?子供欲しいとか?」

「うっ!」ギクッ!

「あー図星?流石に今の状況じゃ無理だよ。」

「わ、分かってるもん。そんなこと。もう、おやすみ!」

僕は明日に備えて早く寝ることにした。
和也さんは僕を布団の中で抱きしめ、優しく「おやすみ」と呟いてくれた。

……和也さんと結婚できたからいいや……
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