第4章 Sugar and Salt
【翔side】
初めての雅紀に、俺は丁寧に、
時間を掛けて解した。
.....そう言えばこの頃、こんなにゆっくり、智くんのこと解してやってたかな?
一週間に一度とはいえ、男を知ってるソコは、解し始めると自ずから、どんどん受け入れの準備をしていくようで.....
最近は、急いで広げて、さっさと突っ込んでいた気がする。
.....次の時は、もっと、ゆっくりと...
「...あっ..翔ちゃん..変な感じ..」
.........いっけね...今は雅紀じゃん!
何考えてんだよ?
集中しなきゃ///
そんなこと考えてるからさ、俺は気付くことが出来なかったんだ....
ローションの残りを見て、彼が悲しそうな顔をしたこと。
今日雅紀が来て、そういうことになる、って。前々から分かってたら、新しい物を揃えて、抜り無く準備してただろう。
でも、今夜は急だったし....
「指、増やすよ...雅紀、深呼吸して力、抜いてごらん?」
「..んん..えっ..あっ..こ..こう?...」
雅紀は、一生懸命に俺に応えようとしてる。
中は狭いけど、それでもゆっくりと少しずつ解していくうちに、
ちゃんと三本咥え込めるまでに広がった。
.....えっと、雅紀のは...この辺、かなぁ?
中指をお腹の方へ折り曲げて、届いた辺りを擦ってみた。すると、
「わああああ!!何?何?...ちょっと止めて///...ああっ///」
ビンゴ♪♪
ここだ、雅紀のイイトコロ...智くんより少しだけ奥かな..
「..翔ちゃん!..ソコ..ダメ..何か変だよ...」
......あっ、俺、また...
「..雅紀..少し我慢して..俺の肩..掴んでていいから..」
「...こう?..」
「..そう...いくよ...」
他のことを思い出さないように、俺は雅紀の顔を、しっかり見ながら、見つけたソコを何度も擦った。
「..あっ..やっ..翔..ちゃん..ダメ..何か来るよ?」
「...イって、いいよ..我慢しないで..」
「...ああっ..あっ....や....出ちゃうよ〜..んぁ//////」
雅紀は、背中を仰け反らせて、イッた。
2回目のそれは、雅紀の首まで飛んでいた。
俺の両肩には、赤い指の痕がくっきりとついていた。