第4章 Sugar and Salt
【翔side】
無防備な姿を晒し、俺の施す刺激で、
あっという間に達した雅紀...
恥ずかしいって真っ赤になって顔を隠したけど、そんな姿が、もうどうしようもなく可愛くて...
熱くなったその頬にそっと触れた。
すると雅紀が潤んだ瞳で俺のこと見上げた。
「雅紀...可愛い..」
そう言うと、
「...恥ずかしい..いつもはこんなじゃ...」
俺は、雅紀の言葉を遮るように指を唇に当てた。
「いつもは...とか言うなよ。今は、俺だけ見て♪」
「あっ、当たり前だよ!!もう、翔ちゃんしか見えない!翔ちゃんだけだよ..前のことなんか、忘れたし///」
ムキなって捲し立てる雅紀に、俺が笑うと、
「あ――っ///もう俺、何言ってんだろ??」
って。また両手で顔を隠してしまった。
「雅紀、俺で感じてくれたって事じゃん..早いのはその証拠だもん..嬉しいよ、俺🎵」
「ほんとに~?カッコ悪くない?俺..」
「カッコ悪かったとしても、そんな見せんの、俺だけ、でしょ?だから嬉しいよ...俺だけが知ってる雅紀...」
そう言ってやるとウルウルしてた瞳から、涙が溢れ、俺の首にしがみ付いてきた。
「しょおちゃ~ん///大好きぃ~///」
...全くさ、これじゃちっとも先に進めないよ..
苦笑いした俺は、指先を滑らせて、雅紀の小さな乳首をきゅっと摘まんだ。
「あっ///やだっ...」
「いいじゃん、その声...もっと頂戴?そう言うやつ🎵」
俺が何度も両方の先を刺激すると、雅紀から甘い声が漏れだして、
鞭のような細身の体がピンク色に染まってくる。
「...感じて、雅紀...もっとだよ」
「ねえ~、俺もしたい...翔ちゃんも脱いで..」
「雅紀が、脱がしてよ...」
すると雅紀は身体を起こして、俺のバスローブを肩から落とし、下着に指を掛けた。
いいの?とでも言うように俺を見るから、頷いてやると、両手で下着をずらし膝まで下げた。
当然、雅紀の目の前に現れ出たのは、半勃ちの、俺...
窺うように俺を見る雅紀に、
「...ソレ、舐めれる?」
と聞いた。
「うん...」
雅紀は躊躇う様子も見せずに、ソレを咥えた。
「...あぁ、雅紀...いいよ..」
雅紀が口を動かしながら見せた目は、
見たことのない妖しい光を宿していた。