第14章 イチオクノホシ
【翔side】
本来ならば、ここで仮眠なり、ひと休みしてから次の予定に...と思っていたから、こんなことしてる場合じゃないんだけどさ...
もうすっかり、盛りのついた智くんがさ..
このままじゃ、っていう感じで。
...そういう俺も、まあ、人のこと言えないんだけどね...
智くんの唇を堪能しながら、ちらっと時計を確認した俺は、イチャイチャしていられる時間が1時間弱であることを確認。
まあ、ぱっぱとヤルことやって、っていうこともできるけど、ちょっと別の楽しみ方も...いいじゃない~?
主張する股間を押し付けてくる智くんのズボンに手を掛けて、そのボタンを飛ばした。
えっ?いきなり??みたいな顔をする智くんをしり目に、俺は一気にその下半身を剥き出しにした。
「ちょっ//翔くん..」
困惑する智くんを見つめながら、
俺も同じように、下だけ全部脱ぎ去った。
当然、彼のと同様に、すっかり形を変えた俺自身が、彼の目の前に飛び出した。
ソレと俺のドヤ顔を見比べて、ちょっと怯えた顔した智くんをベッドの押し倒し、滾る2本を一緒に持った。
「...あん..翔くん..ヤダっ///」
しばらく一緒に扱きあげると智くんから艶めいた甘い声が漏れだした。
「...翔..くん..それ..気持ちいい..」
「...智くん..すごいよ..さきっちょ..ヌルヌル..」
「...だって..あんっ..」
仰け反った首筋を甘噛みすると、智くんは快感に震えた。
腰の上に智くんを向か合わせに座らせて、
雫で光る尖端どうしを擦り合わせる。
これが、ヤバいくらいに気持ちいい。
敏感になったお互いの先からは、透明な雫が溢れだし混じり合った。
「...翔ちゃん..ダメ..イキそう..」
「..俺も..一緒にイこう...」
「..あぁっ..出ちゃうよ..ああっ///」
「...さとし..好きだ..んあぁ///」
ほぼ同時に二つの先から飛び出した。
あっという間に上り詰めた。
イレずに、擦り合っただけで...イッた。
満足した俺は、抱き締めた智くんの顔を覗き込むと、上気した赤い顔をしつつも、
「何かさ、間に合わせ的なんですけど..」
「わかったぁ?でも智くん、いつもより早かったくらいじゃん♪...さ、次行くよ」
俺は口をすぼめる智くんの手を引いて立ち上がった。