第13章 キミの夢を見ていた
【翔side】
前からさ、かなりのエロさだったけど、
今は、なんと言うか...そうだ!
エロ可愛い❤って、こういう感じじゃね?
シーツに顔を沈めて尻だけ高く上げた格好だから、もう諸にひくつくの蕾が丸見えだし。
その向こうに、柔らかそうな袋が揺れてる。
智くんが見られることにいつも以上に反応するのは前から知ってたよ?
でも、あんまり変態っぽいことすると、変に思われるんじゃないか?とか、軽蔑されたらやだな、とか...
いろいろ考えちゃって、そういう...所謂俺の趣味嗜好?的なことも全く試したこともないわけで...
でも、当たってたね~♪
あなたも結構なレベルで、相対する趣味だったりする?
ってこと...
顔を俺の方に向け、早くもっとして♡みたいな顔してるけど、あなた今、とんでもない恰好してるからね?言っとくけど...
俺は袋をかすめながらその前で待ちわびるソコをそっと握った。
「あんっ...やっ...」
可愛い声を漏らして、智くんは腰を振った。
触るか触らないかの強さで、ゆるゆると扱きながら、尖端を親指の先で撫でた。
「あああぁ///」
堪らないとばかりに、しなる背中...
ソコを撫でただけで、先からはとろとろと蜜を溢れさす。
でも俺はわざと手を放してその身体から離れる。
すると当然だけど、なんで??みたいな恨みがましい目を向ける智くん...
「ねえ、自分で後ろ、解して見せてよ...」
その言葉に、一瞬目を見開いたけど、火が付いた身体は、焦らされてもっと熱くなってるはず...
俺の思惑通りに、智くんは俺を見ながら、
「翔くん...見てて...」
そう言って、綺麗な指で蕾の回りを撫で始めた。
「あ...ん..あぅ..はぁ..」
言わないのに茎まで握って上下に扱きだした。
その卑猥な光景に、眩暈がしそう///
俺は、思い出してベッドチェストからローションを出してきて、智くんの後ろに垂らした。
指が、中を出たり入ったりすると、くちゅくちゅという艶めかしい音が響きだした。
......陽の光が降り注ぐ部屋で、恍惚とした表情で喘ぐ智くんを目の当たりにして、俺はもう、限界だった。
俺は何も言わずに、
誘うように揺れるその細い腰を掴んで、
一気に中に押し入った。