第1章 もう一度。
inニューヨーク
一条の1日はニューヨークの清々しい朝日から始まる。
やばい。全然眠れなかった。
デスクトップを見るとみんなからの返信が来てて
思わずニヤけてしまう。
コンコン、
「はーい」
ガチャッ
「、起きたかい?
朝ごはんが出来たから一緒に食べよう。
花も一緒に。」
「わかった。起こしてからすぐ行く。」
休日は征くんが、朝ごはんを作ってくれる。
中学の時から、頭が上がらない。
「はな〜、起きて〜。
あさごはんだよ。征くんが作ってくれたよ〜。」
ムクっ
ベッドで寝ていた私の娘が起き上がる。
寝起きも可愛いなんて思う私はきっと親バカだ。
「ママ、おはよ。」
まだ眠そうな目をこすりながらベットから降りてくる。
「おはよ。征くんが待ってるから、した行こうか。」
「 せいくん!!ごはん!!いくー!」
ご飯ときいて、はなも目を輝かせちゃってる。