第1章 もう一度。
黄瀬side
今日は黒子っちとランチ。
講義も終わったし、黒子ッチのとこ行こうとしてた
けど、メール2通とか珍しいな〜って思ってスマホを開く。
「うそ……
え、なんで……」
思わず声に出しちゃった。
だって、っちからのメールだったから。
傍から見たらめっちゃ慌ててたと思う。
早くみなきゃ。
消える前に。この手で確かめなきゃ。
消えるはずないのに、あの時のこと思うと、消えてしまう
不安が頭をよぎる。
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正直、もう会わないと思ってた。
もう会えないと思ってた。
今更、俺会っていいのかな。
そんなことも思ったけど、やっぱり会いたい気持ちが強くて、
気がつくと俺は返信していた。