第24章 崩壊。
『堀川様…堀川様ぁ…っ。』
泣き叫ぶその声と共に
堀川様軽く仰け反った…奥へ
ずぷ…突き入れるとびゅるる
とした熱いどろっとしたもの
奥まで流し込まれた。
『ひぁ…ぁ…、』
びゅ、るる…と、止まらない
彼の吐精を中で一心に受ける
堀川『ハハッ…まだ足りないや』
………じゅぷん。
彼はまたモノを硬くさせて
中を掻き回すように動いた。
まるで彼の精液をぬりこまれ
彼色に染められるように。
『はぅ…ぁっぁ…。』
堀川『凄い…濡れがよくなって…
ますます気持ちいいよ…
ねぇさっきより、どんな感じ…
激しいほうがいい…?』
ぐり…と堀川様のモノが
お腹裏を強く擦っていく
『わか…んな…、いれす、』
堀川『わかんないじゃないでしょ
ちゃんと答えなきゃ。』
『ひく、気持ち…よくて…
わかんないん、れす…。』
堀川『へぇ…可愛いね…
子供みたいで凄くイイ…』
"ご褒美"とばかりに彼の
激しさは増してゆく
溢れ出る喘ぎ声を堪えていると…
ギシッ…ギシッ…
『っ!?』
堀川『あれ…誰か来たみたい。』
床の軋む音、
私は咄嗟に口を抑えた。
堀川様は襖の向こうの
誰かの影を見つめたまま
腰を…ずぷん…と突いた。
『ひ…っ、』
堀川『声我慢しなきゃ…
聞こえちゃいますよ…可愛い声…』
耳元で囁く声は小さくても
私の耳にははっきり聞こえる。
彼の動きは早まると共に
声をださせるように突いてくる
ギシッ…ギシッ…
『ぅ…っ…ぁ。』
影は私達の部屋の前で止まった。
襖の向こうに影がうつり
堀川様は楽しそうに微笑んだ。
堀川『混ざってもらおうか…?』
『ゃ…だ…っ』
拒否した言葉を出す前に
堀川様の口付けに犯される。
くちゅ…ぬちゅ…と
合わさる唇…絡まる舌にとかされる
"黙ってろ"とでも言うように。
私は堀川様の口付けに翻弄され
上も下も支配されてゆく。
山姥切『起きているのか?』
襖の向から聞こえた声に
縋りたい欲求と逃げてと叫ぶ声が
同時に溢れだしそうになった。
それさえも堀川様に
呑み込まれていくのだけれど…、
山姥切『入るぞ…。』
そう言って山姥切様は襖を開ける。
地獄はまだ、続く。
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