第20章 満開。
宗三『もういいでしょう…。』
私の中から宗三様の指が抜かれ
私の体勢を横へと倒した。
宗三『足を開きなさい…ほら
僕のものが欲しいと言うのです』
私はガタガタと震える体を
庇えないまま布団へと顔を
押しつけて涙を流した。
誰かのモノになるのがこんなに
怖かった事があっただろうか。
飾られるだけ誰かの物になる
だけだった宗三様が自ら望み
手に入れたくなったモノが私
自由を許し、鍵を壊し
羽根を広げさせた事に後悔はない
けれど…その羽根に囚われた私は
もう自由に笑う事は出来ないのか。
宗三『仕方ありませんね。』
ビクッ…彼の言葉に反応し
恐る恐る視線をあげれば宗三様は
どこか"楽しそうに"笑っていた。
閉じていた足に手を伸ばし
太ももあたりを強く掴まれ
片足だけ開かされる。
『ぃ、や…宗三様…やだぁ…っ』
宗三『大人しくしなさい。』
指で弄られ続けた秘部が露になり
宗三様に見つめられ恥ずかしさで
どうにかなりそうな時だった。
宗三様は身を屈め私の秘部を
見つめたまま顔を近づけた。
な、…にをする気ですか…。
『宗三様…、やめ…、』
宗三『致し方ありませんので』
ぬちゅ…と
膣口へ熱い何かが触れた。
宗三様は顔を秘部へと埋め
舌を出して割れ目を舐める。
ぬる…ちゅ…、
その舌の感触がヤケにリアルに
感じたくない所で感じた。
宗三『ふふ…溢れてきます…
そんなに僕の舌がいいですか?』
『ぃぁ…ン…んぅ…。』
宗三『嫌…?まだそんな事を…。』
グイッ…と宗三様の指が強く
クリを押し付けた。
『い゙っ…!』
宗三『いい加減認めたらどうです?』
認めさせる為に痛みを負わせる。
誰に学んだ…と思った時
今まで全てのことがそうさせたと
嫌な納得をしてしまった。
『んん…ぅっ』
痛かった箇所を宗三様の舌が這う
ぐりぐり…舌で押されれば
痛みから急に快楽へと変わる。
宗三『眺めるというのも
汚すというのも…いいものです。』
あむ…と咥えられた秘部は
口の中の熱に包まれ舌で遊ばれる
『ひぁ…ぁ…っ…ンッ』
宗三『その声もっと聞かせなさい。』
彼にとっての解放とは…なんなのか。
(あなたにとっての自由とは)