第3章 誤解。
大和守安定という彼は
見たことの無い狂気的な
笑みで私を見下ろした。
安定『膝で感じるなんて…
その体で清光を誘惑したんだ。』
ぐり…ぐり…膝で押し付ける
力が増し味わった事の無い痛みが
永遠と続き嫌だ嫌だと首を振った
『ひぅ…ぁ…。』
安定『ねぇそうなんでしょ?
でも僕にその手は効かないからね』
膝からの刺激がおさまり
安定様は私の顔へと近寄った。
ぬるり…とした生暖かい舌が
首を這い吸い付くような感触。
『な…に…。』
安定『審神者が刀剣である僕に
犯されたって証拠だよ…。』
見えはしないけれど鬱血痕が
浮かび上がっているのだろう。
安定様は服の下に忍ばせた
手を抜いてくれた。
『はっ…ぁ…、』
安定『気持ちよさそうな顔は
嫌いじゃないかもね…。』
そう呟いた安定様は一瞬だけ
優しい眼差しで微笑んだ。
『安定…様…。』
彼の名を呼んだ途端、彼の
手が私の履いていたものを
下ろし始めた。
『ゃ、何…やだぁ…。』
安定『脱がなきゃ出来ないでしょ。』
『出来ない…って…な、に、』
縛られている足のままでは
全部を下ろせず膝下まで履いていた
全てのものが下ろされてしまった。
身に纏わない下半身に
風が触れ身震いし恥ずかしさのあまり
顔を布団へと隠そうとした。
安定『何それ、子供がえり?
そんなフリしたってダメだよ。
止めてあげられないんだから』
グイッと私の腰を持ち上げて
彼にお尻を突き出すような
最低な姿勢になりもがこうと
必死になれば、
パシンッ
『ぃ゙…っ』
お尻を叩かれた痛みで動きが
止まり恐る恐る首を向ければ
怒りを含んだ声音で囁く。
安定『大人しくしてくれる?
じゃなきゃ僕、何するか本当に
わからないんだからさ…。』
お尻を掴む手が私の膣へ触れ
割れ目をツゥ…っとなぞる。
『ぁ…ゃっ…。』
安定『それとも酷くされたいの?』
ぐちゅ…っと卑猥な濡れた音を
たたせるように安定様の指が
私の膣へと入ってくる。
指一本が奥へ奥へと入り込み
快楽とは違った刺激にどこか
物足りなさを感じ腰が少し揺れる。
安定『ハハッ…期待してるんだ。』
その言葉が私の心を抉る武器となる。