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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第7章 可愛いお前の虜 / 伊達政宗




「ま、政宗、だめ……っ、んっ」


今、舞の目が見えなくて、本当に良かったと思う。
舞の熱で潤んだ目を見たら、余計に止まらなくなるから。

それでなくても、荒れた息遣いのせいで、既に歯止めが効かなくなり始めてると言うのに。


「なら、湯浴み終わったらいいんだな?」
「え……っ」
「ここでか、部屋でか、選ばせてやる」


政宗は舞の唇に指を這わせた。
しばらく口をパクパクさせてた舞だったが、やがて大人しくなり、


「ここで、いい」

と、恥ずかしそうに答えた。

「よく言えたな、 偉い偉い」

そう言って、政宗は舞の額に優しく口付けを落とした。




















それから、十日ほど月日が過ぎ。
その日、政宗の御殿には、家康が舞の往診に訪れていた。

目の包帯を取り、よく診察して、眼薬などを差す。

その場には、政宗も立ち会っていた。



「うん。良くなってきたんじゃない」



家康が、舞の瞳を覗き込みながら言う。
あんまり顔が近いので、政宗的にはちょっと気分良くないが、こればっかりは仕方ない。

くっつかないように、ジト目で見張る。


「本当? 良かった」


舞はちっとも気にしてなさそうだ。
傷が良くなってきている事に、嬉しそうな声を上げる。


「包帯はまだ取れない?」
「もうちょっと辛抱して。 すぐ良くなるから」


家康は丁寧に、舞の目に包帯を巻き直すと、ちょっと考え込むように黙り込んだ。


すると、

「政宗さん、ちょっと」


指で、部屋の外に出ろ、と指示する。
政宗は首をかしげていたが、舞を部屋に一人残し、廊下へと家康と共に出た。




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