第47章 満天恋月 ー 織姫争奪戦 ー / 信長END
「ん…っっのぶ、様ぁ……っっ!」
初めて暴いた舞の身体は、熱く、柔く……
そして、限りなく甘い。
甘い啼き声は天主中に響き渡り──………
それに煽られ、さらに指と舌で舞を攻め上げ追い込み、甘美な瞬間へ導いていく。
「はぁっ…舞……すごい、締まるな…もっと緩めろ、このままだと、すぐに──………っっ」
舞の中は狭く、貫き突き上げていると、ぐねぐねとイイ具合に締め上げてきて。
油断をしていると、すぐに絶頂まて駆け上がってしまう。
だが、それで解放したとて、足りる訳でもなく。
また感じれば、男の象徴は腹に付きそうなくらい勃ち上がり、すぐに舞を求める。
突き挿して、狂ったように腰を振って。
めちゃくちゃに前からも後ろからも犯して、その腹に種を注ぎ込んで……
うつけのようだろう?
でも……舞を欲しがる気持ちは収まってくれない。
「やっ…ぁあぁぁっ激し…壊れ、ちゃう……っっ!」
「舞、舞…もっとだ……!」
「んっぁあっ…もっと…貴方を、ください……!」
「くれてやる、だから…もっと啼け、舞……!」
軟らかな艶肌に噛みついては、自分の物だと言う痕を残し。
そして、ぞくぞくする熱い腰を打ちつければ……
それは快楽の極み。
愛する者と繋がる悦びは、己を情けないほど情欲の虜にさせる。
もう、それが無いと、生きては行けないと思う程に。
(舞、愛している。今俺は魔王でも何でもない、貴様を愛する……一人のただの男だ)
空には、織姫と彦星が微笑む。
今日結ばれた喜びを、謳歌しながら輝き続け……
そして、甘く濡れた艶夜は過ぎていく。
舞に溺れるに溺れた蜜時は、空が白み始めても止まることはなく。
こんな夜をずっと過ごしていくだろう。
そんな確信にも似た予感が、胸を満たして行った。
『舞、貴様を愛している』
飽きること無く囁き続けた、その言葉も。
永遠に伝え続けるだろうと。
そんな呆れる程甘い予感も、胸に宿したまま──……
────…………