第46章 満天恋月 ー 織姫争奪戦 ー / 三成END
「舞、様、あの……」
七夕の夜。
結ばれた私達も、織姫と彦星でしょうか。
結ばれたい、心も、身体も。
貴女を彩る全てを抱き締めたい。
貴女の全てが欲しいんです───…………
そう願い出たら。
舞は困ったような笑みを浮かべて『いいよ』と答えた。
また一つ傘の中で、唇を重ね合う。
何かに誓いを立てるように、深く深く、
もっと、深く…………
熱が伝わり、蕩ける思考の中で。
強く強く思った。
『今日も明日も明後日も、来世も……ずっとずっと愛していますよ。貴女を私の手で全力で守らせてください』
この出会えた…想い合えた奇跡を、力に変えて。
いつまでもいつまでも、その温もりを愛していこう。
────貴女の為に、私はもっと強くなれる
触れ合えた七夕の奇跡に感謝して。
改めて舞の温もりに溺れていった。
────…………
「はぁっ…ぁあっ……みつ、なり、く……っっ!」
身体から熱が駆け抜ける。
甘さとぬかるみの中を掻き分け……そして貫く。
衝動のままに腰を振って、高まる昂りを解放しても尚……
留まる事を知らない欲望は、さらに欲情していきり勃っては解放しろと疼き焦れる。
「甘い、です、舞様…貴女の零れる蜜」
「やっ…ぁあぁっ…舐めちゃ、だめぇ……っっ!」
「どうして……愛しいですよ?ほら、こんなに感じて溢れてくる……貴女をもっと、愛したいんです」
蕩けた蜜壺から溢れ出る蜜を優しく舐め取れば、舞は身をくねらせ甘美な啼き声を上げた。
目の前にある、硬く存在を露わにする蕾も弄り、舞を絶頂へと導けば……
舞は中を締め上げ、また大量に蜜を溢れさせる。
艷めく肌も熱く火照り、己の限界まで熱した身体と重ね合わせれば、もう……
さらに部屋の空気は色濃くなり、蜜時は熱を上げて加速していく。
「舞様…いいですか?もう、我慢出来ない…」
敏感な濡れた昂りの先を、舞の蜜口に擦りつけながら、許しを乞う。
すっかり舞に中毒になってしまった身体は。
繋がる甘美な瞬間だけを夢見て、えげつなく腰を動かす。