第5章 幸せな我儘 / 織田信長
「秀吉、今年の収穫高はどうだ」
「はい、今年は夏季に洪水があった事あり、収穫自体が充分ではありません。 かと言って、格別少ない訳では無いですが……」
こちらの事情を露知らず。
秀吉は延々と米の収穫について入り口で語り出す。
信長は話半分で、突く腰を止めようとはせず……
むしろこの状況でますます締まる舞の蜜壺を、楽しんでいるようだった。
どうやら卑猥な水音は、秀吉には聞こえていないらしい。
「成程、承知した……ところで、秀吉」
「なんでしょう」
「貴様、最後に女を抱いたのはいつだ」
一旦腰を止めると、信長は懐から小刀を取り出し、舞の着ているドレスの胸元を、縦に斬った。
露わになる、白い胸。
そこから胸の膨らみを取り出すと、やわやわと揉みしだく。
「ん、んんっ、ふ……っ」
舞は声を出さないように必死だ。
「秀吉、答えろ」
「御館様、その問はお戯れが過ぎるかと……」
「貴様はやはりつまらんな……女の肌は良いぞ」
胸の頂を指で摘むと、舞の身体が跳ね上がる。
そのままコリコリと潰すように刺激した。
「触れば手に吸い付き、貫けば良い啼き声を上げる……こんな風に」
信長は舞の口から指を素早く引き抜くと……
同時進行で、舞の最深部をずんっと突いた。
「あんっ、んぁっ」
途端に舞の口から、甘い喘ぎ声が漏れた。
バサバサバサッ!!!
入り口から何か落とすような音。
その音で舞は我に返り、しまった!という風に口を両手で塞いだ。
「し……失礼致しました……!」
時すでに遅し。
バタバタと派手な音を立てて、秀吉は走り去ったようだった。