第35章 純恋花〜君が知らない罪と罰〜 / 豊臣秀吉
「すごい蜜、伝ってる……やらしーんだ」
「……っ」
「…淫らな姿、自分で見たいだろ」
秀吉はそう言うと、固めた手を離し後ろを向かせた。
そのまま背中から抱き抱え、桜の木のすぐ脇にある池のほうを向く。
その池は、怖いほど澄んでおり……
泳ぐ魚が見える水面には、煌々と輝く月と一本桜が浮かんでいた。
「池を見てみろ、舞。 いやらしいお前が映ってるぞ」
秀吉に言われ、舞は池に姿勢を落とす。
その鏡のような水面に、背中から秀吉に抱かれた、一糸纏わぬ自分の姿がはっきり映っていた。
すぐに解る赤ら顔に、蕩けた表情。
大事な秘部も丸出しで、舞は思わず顔を背けた。
が、秀吉が顎を掴んで、無理やり池の方に向かす。
「ほら、ちゃんと見ろ……すげぇやらしいな」
「秀、吉、さ……もう、や……っ」
「嫌じゃないだろ? ああ、暗くて、ぐっちょぐちょに蕩けた部分までは、良く見えないか」
そう言うと秀吉は片脚の裏に手を当て、上に思いっきり開かせた。
そして、もう片手は前に回し、秘部に指を突っ込む。
ぐちゅぐちゅと言わせ、指を抜き挿ししながら、舞の肩越しに水面を覗き込んだ。
「ほら、ここ…指が突っ込まれてんの見えるだろ? 音もすごいぐちゅぐちゅ言ってる」
「あっあぁ…っん……っ」
「なぁ、その淫らな声でも誰か来るって、思わないか?」
「ひで、よしさぁん……っ」
声を抑えようとしない舞。
秀吉は指を抜くと、舞の手を導き、桜の幹に手を付かせた。
そのまま腰と尻を突き出させる。
池には、桜の木に向かい合う舞と、そのすぐ後ろに立って舞に身体を寄せる秀吉が映っている。
「俺はお前のせいで、宴会前から勃ちっぱなしなんだ……我慢も限界だ」
そう言って、袴の紐を緩め始める。
そのまま下に袴を少しずらすと、勢いよく男根が飛び出した。
先からはもう、こぷりこぷりと先走りが絶え間なく漏れ、その我慢汁は竿を伝って地面に落ちる。
秀吉が指で先を少し触ると、指と男根の間に糸が引いた。
「ほら…我慢してるから、こんなに熱くて濃い。 お前の奥に挿して、思いっきり腰振ったら…堪らないだろうな」
くくくっと笑い、舞の尻に擦りつける。