第33章 厳禁!溺れた君に快楽を / 伊達政宗
そのまま、舞の秘部を下着の上から愛撫する。
すると、そこはますます濡れ、布の上からでもそこのハッキリ形が解るくらいだ。
一体、どれだけぐちょぐちょに濡れているのか…
中を想像するだけで、グッとくる。
(これ……すげぇいやらしいな……)
「あーあ、ぐっしょり……」
「あ……っ」
「そんなに気持ちいいか」
「……っ」
「……直接触って欲しい?」
舞の目を見て言うと、舞は涙目で睨んできた。
それは『触って』の合図だと解っている。
しかし、そう言われると焦らしたくなる。
「……まだ、触らない」
政宗は身体を起こし、舞の脚を開かせると、脚の間に顔をうずめた。
そして、一回その濡れた所をぺろりと舐める。
もちろん、下着の上から。
すると、舞の腰がびくっと跳ねた。
「ぁ……っや…っ」
「すげぇイイ反応……思ったんだけどお前、布越しのが感じるんだろ」
「政宗……っ」
「しーっ、もうちょい音量下げような」
そのまま、舌を布の上から這わせる。
蜜は味わえないが、ものすごく興奮する。
この見えないながらに、掻き立てられる想像。
新たな発見をしてしまい、政宗は内心ほくそ笑んだ。
舞は唇を噛み、必死に声を我慢しているようで……
(あんまり焦らすと、可哀想か)
思わず口元が笑む。
自分もそろそろ堪えられなくなるし……
政宗は『直接触ってやる』と言いかけた。
その時だった。
「ん……?」
何やら障子の向こう側から、物音がする。
複数の足音と、話し声。
「秀吉さん、ありましたか?」
「無いな……何処に行ったんだ、御館様の金平糖」
秀吉と家康の声だ。
政宗は思わず舞の口を手で塞ぐ。
(くそっ帰ってきやがった……)
内心、苦虫を噛み潰す。
まだ自分は達していないし、舞だって中途半端に火照らされたままだ。
途中で止めるしかないのか……
ふと、舞の顔を伺う。
瞬間、政宗は背筋がゾクリと来た。
「……っ」
舞の目は『止めないで』と言ってるように見えた。
潤み、火照った瞳。
それは心の中でくすぶっていた、烈火の炎を、さらに燃え上がらせた。