第33章 厳禁!溺れた君に快楽を / 伊達政宗
「なんだ、これ」
上半身を脱がせた舞から見えた物に、政宗は怪訝な表情を浮かべた。
舞の柔らかい胸が白い滑らかな布に覆われている。
肩紐に指を引っかけていると、舞がまた小さな声で言った。
「下着だよ」
「襦袢……じゃないよな、腹が丸出しだぞ」
「上と下に身につける物なの」
「……つまり下もあるんだな?」
「スカートの中に履いてるよ」
そう言われ、政宗は手で脚を這い上がり、『すかぁと』の中に手を入れた。
舞の秘部から尻の周りが、確かに薄い布地に覆われている。
「……下も脱がせていいか」
舞は月明かりでも解るくらい、頬を赤く染め、小さく頷いた。
手伝ってもらいながら、『すかぁと』とやらも脱がしていき……
ようやく舞の裸体が姿を現す。
(…………っ)
その何とも言えない、妖艶な姿に……
政宗はゴクリと唾を呑んだ。
胸と、舞の大事な部分だけが、白く薄い布に覆われ、その中をどうしても想像する。
何度も見た事がある舞の肌なのに、こうして少し隠れているだけで、何故変な期待をするのだろう。
「舞……」
政宗は再度舞に覆いかぶさり、首や鎖骨に口付けを落としながら、下着越しに胸を揉み始めた。
布の上からでも、先がぴんっと立っているのが解る。
きっとビンビンに硬くなってる筈……
政宗は布越しに、先を指で摘みながら苦笑した。
「……ここがどうなってんのか想像するのも……すごいそそられる」
「ふ…っんん……っ」
「硬くなってるんだろ、どうせ」
下着の合間から手を差し入れ、直に触る。
やはり、先はコリコリと硬くなっており、政宗は下着を上にらすと、そのままそこを咥えた。
咥えて舌で転がすと、舞は声を殺して荒い息を吐いた。
「はぁ…んん……っ」
「声、我慢してるのも……すげぇ可愛い」
「んっぁ……っ」
「……さて、下はどうなってるかな」
政宗は手を這わせ、腹から内太もも、そして舞の最も敏感で熱い部分に触れる。
もちろん、下着越しで。
だが。
(すげぇ湿ってる……)
その覆っている部分は、しっとりと濡れ、目で見ても解るくらい、布に染みを作っていた。