第31章 可憐気パンデミック / 明智光秀
「お前のここにあるほくろのほかに、もう一箇所。 昨日お前を抱いていて発見したほくろがある……何処か解るか?」
「さぁ……」
「……ここだ」
―――くちゅ……っ!
光秀は手を滑らせ、舞の蜜壺に触れた。
途端に舞の身体が、びくっと強ばる。
すでに湿り気を帯びているそこを、指で擦ると、舞は荒く甘い息を漏らし始めた。
「……っあっ」
「ここの入り口に、とても小さなほくろがある……男にしか発見出来ない場所だ」
「んっあぁ……っ」
「もう俺は、お前以上にお前の事を知っている…お前の弱い所も、感じる所も」
くっちゅくっちゅ、くちゅんっ!
光秀は第二関節まで指が入ったところで、その内壁を小刻みに擦り始めた。
舞が一際大きく背中を反らせ、首を左右に振る。
「あぁあっ」
「そう……ここがお前の堪らない場所だ。 あとは耳も……達する瞬間に左足を上げる癖も知ってる」
「光、秀、さん…あっ、手を、解いて、ください……っ」
「駄目だ、お仕置きと言っただろう」
指をくぷんっと抜くと、光秀は舞の両脚の膝裏に手を当て、左右に大きく開いた。
露わになる舞の秘部は、真っ赤に熟れ、寂しそうにヒクヒクとひくついている。
それを見て光秀はくすっと笑い、一回ぺろりとそこを舐めた。
「いやらしいな……大して触ってもいないのに、俺を欲しがって、ひくついているぞ」
「……っ」
「指や舌でいいのか……? お前のいやらしいココは、何を欲しがってる」
「光秀さ……っ」
「可愛くねだってみろ……ちゃんと言えるまでこのままだ」
射抜くような瞳で、意地悪く笑う光秀。
先ほど赤くなっていたのが、嘘のようだ。
形勢逆転され、舞は唇をきゅっと噛むと、小さな声でぽそっと呟いた。
「光秀さんを……ください」
それを聞いた光秀は怪訝な顔をして……
舞の赤く腫れ上がる蕾をきゅっと摘んだ。
「あぁっ」
「駄目だ、やり直せ。 ほら……何が欲しい?」
こりこりと蕾を弄る。
舞はびくっびくっと身体を震わせ、光秀を潤んだ瞳で睨んだ。
(その顔が煽るって事、解らないのだろうな)
光秀は食らいつきたい心を抑え、更に舞を追い込む。