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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第30章 純恋花〜君に狂った花になる〜 / 豊臣秀吉





ちゅく……くちゅくちゅ……っ


「すごい、熱く蕩けてるな……」
「や…っあっ、秀吉、さん…だめ……っ」
「こんなによがってんのに、だめってお前……」


くすっと笑い、秀吉は指を二本に増やすと、さらに蜜壺の中を掻き回す。

腰からぐずぐずに蕩かしながら舞の顔を伺うと、舞は涙目になって睨んでいた。


「……その顔は駄目だ」
「え……っ?」
「煽られる……優しく出来なくなるぞ」


秀吉は身を起こし、舞の膝を掴んで脚を割った。
そして、そのまま蜜壺にちゅう…っと吸い付く。

途端、舞はびくんっと腰を跳ねさせた。


「あっあぁ…っ秀、吉、さん、それだめぇ…っ」
「すごい甘いな…蜂蜜みてぇ……」
「舐めちゃ、やぁ…っ秀吉、さん……っ」
「……成程、今解った」


秀吉は目の前の赤い蕾を一回舐めると、少し意地悪そうに言った。


「お前の『駄目』とか『嫌』は『イイから止めるな』って意味なんだな」


ぴちゃぴちゃ、じゅっじゅるるっ!


「やぁあぁ……っ!」
「お前も俺に似て、素直じゃないな。兄妹じゃないんだから、似る必要ないんだぞ、そんなトコ」
「あぁっ…んっや……っあっぁっ」
「あ……違うか、身体はこんなに素直だもんな。 かーわいい奴」


熱い舌で舐められ、じゅうっと強く吸われ……
舞は、もがきながら快楽に耐えているようだったが、やがて身体を一際大きく震わせた。

強ばった身体が脱力すると、次々に蜜が溢れ出る。


「……っ、秀吉さんの、意地悪……っ」


息を荒げ、秀吉を可愛い顔で睨む舞。
達してしまったのか……と、秀吉はくすくす笑いながら、舞の頭を撫でた。


「ごめんごめん、可愛いから、つい」
「……っ」
「ほーら……むくれるなよ」


再度舞に身体を預け、尖らしている唇にちゅっと口付ける。

甘い甘い唇をもっと味わいたくて、口付けを深くすると、舞も舌を絡めて、腕を首に回してきた。

ちゅ、ちゅっ……と水音が響かせ舞の唇を堪能すると、秀吉は舞の目を覗き込んで、少し余裕のない声色で言った。


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