第1章 1

相「…あれ？あ？えっ？…ない。ないっ！」
二「何がよ。騒がしいな」
相「俺のリップ！無ぇ！今日チョ～乾いてんのにっ！」
松「知らねぇよ」
相「な～～い～～～っ！」
二「うっせぇなぁ…。じゃ、リーダーの貸してあげるから。いつもこっちのポッケに～…あ、あったあった。ほら」
相「ありがと！借りるね、リーダー！」
二「大事に使ってよ？」
松「…なすがままだな（笑）」
櫻「ぬぅぉお～…。腹が重くてマジ動けね～～…っ」
大「…」

ｼｬｺｼｬｺｼｬｺ…

ん～…。やっぱチョット気になる…かも…。


松「あ。そうそう。こないださぁ。ロケん時めちゃくちゃ面白いことがあったんだよ♪」
相「え。なになに～♪」
二「…翔ちゃん。歯磨きしないの？」
櫻「する…。せねば…。しかし。我は今、モ～レツに～～～…眠いっ」
二「…」
櫻「あああ～～～っ！マジやべぇ。胃に全部持ってかれてんだな、コレ。うん」
二「…」
櫻「てことで。わたくし、今日はピンボールの方はちょ～っとムリかと――」
二「みんなー。今日クライムも翔さんやるってぇー」
櫻「！」
相「マジ？ヤル気だね～、今日」
松「あ。じゃあさ。ビンゴもひとりでやってみます？(笑)」
櫻「！？」
二「ﾌﾌｯ。新たな試みとしてね？(笑)」
相「“ひとりでどこまで開けられるか！？”ってね？イイじゃん！面白そう♪」
櫻「面白くねぇわ！超疲れるっつのっ。ぜってぇヤダよ！！」
松「え？『超楽しそ～♪』の間違いでしょ？」
二「出た。ドＳ番長！(笑)」
相「ひゃっひゃっひゃっ！」
大「…」

ｼｬｺｼｬｺｼｬｺ…

んん～…

コレはもしや…




や。違う。チョット弱ってるだけ。うん。きっとそう。…そういうことにしとこっ。