第3章 3
大「…」
二「…」
松「見てるよ、めっちゃ見てるよっ(笑)」
相「出てるんだって!ホラ、めっちゃ出てるって!!」
櫻「…“ラブビーム”?(笑)」
四人が四人とも個性的でしょ。それぞれ視点も違うから…
『ちょっと。奥から二番目と三番目の間、またカス溜まってんだけど。何回言わせんだよ』
『リーダー、下の奥歯にチャーシュー挟まってるよ~。お昼のラーメン、超ウマかったよね~♪』
『ねね、こないだオススメしたアイテム、早く試してみて?絶対イイから!騙されたと思って!!』
『ココ、ちょっと歯茎弱ってっから。あんま強くやると血ィ出るから。…俺は、ちゃんと忠告したからな?』
…みたいなカンジ?口の中の様子とか歯の状態とかを、ちっちゃな四人が詳しくリポートしてくれる――…
大「……」
二「……」
相「出てるよ、出まくってるよっ!」
松「出てるね!めっちゃ出てるねっ!!(笑)」
櫻「ラブビームの…嵐?(笑)」
―――オオッ!
二「っ!?」
それ、めっちゃイイな~♪
大「♪~」
櫻「そしてなぜか上機嫌…(笑)」
二「…オマエ何なんだよっ?人の顔見てニヤニヤしてんじゃねーよっ!」
ンンン~…
イメージ、沸いてキタァ―――…☆
【『リーダー、妄想する』の巻】