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俺だけの、俺だけの愛しいお姫様。

第1章 #プロローグ 私にとっての、日常。


「おはよう、鈴々音今日も相変わらず…可愛い、んだな」
「si.当たり前でしょ?鈴々音は世界で一番可愛いからね」

フェリはそう言うと私をそっと抱き寄せて、アーサーさんから遠ざける

「お前じゃなくて鈴々音に言ったんだよ」
「分かってるよ?でも鈴々音を変態と喋らせるのは嫌だからね」
「変態じゃねぇよ!紳士だばか!」
「はいはい…」

そしてそのまま会議の会場へと私と手を繋いだまま向かう。
フェリの、細いように見えても、案外しっかりしてる、温かい手、これだけで、私は平静を保っていられる。
私でいられる…

「よーし!みんな揃ったな?
じゃあ、これから世界会議を始めるぞ!まずは───────」

アルフレッドさんのいつも通りの掛け声により会議開始。
いつも通りてんやわんやの会議が始まる。



───────────
si…はい
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